
作成日時:2025年9月17日
スポーツパフォーマンスアップの鍵は「安定性・可動性・協調性」
趣味でゴルフ・野球・サッカー・テニスなどなど、、、
週末になるとスポーツをする方は多いのではないでしょうか?
普段そう言った方々から、「もっと飛距離を伸ばしたい!」「長く動けるようになりたい!」「コントロールを良くしたい!」というように「パフォーマンス上げるためにはどうしたらいいのか??」という相談を受けることが多いです。
今回はパフォーマンスアップに必要な能力についてお話ししていきます!
パフォーマンスの土台となる安定性:力を伝えるための「軸」

まずは「安定性」。これはスポーツ動作における“揺るがない軸”のことです。
例えば、ゴルフスイングで身体がグラついたり、野球のバッティングで体重移動が不安定だと、せっかくのパワーはボールに伝わりません。
土台がフラフラしていては、大きなパワーを発揮しても効率よく外に出せないのです。
実際に私が見てきたクライアントでも、スクワットやベンチプレスでは強い力を発揮できるのに、スイングやランニングといったダイナミックな運動になった際には結果につながらない方がいました。その理由は「安定性不足」。筋力を出す以前に、体幹や下半身が揺れてしまっていたんです。
トレーニング例:
・デッドバグ・ベアクロール:体幹の安定性を養う基本ドリル
・片脚立ち・スプリットスクワット:片脚での安定を作り、スポーツ動作に直結
・アンチローテーションエクササイズ(例:パロフプレス):回旋に対する耐性をつける
「安定性=止まっているだけ」と思われがちですが、実際には“動きの中でブレないこと”が重要です。
もう一つ多い間違いが、「安定させる=固める」といったことです。
体を過度に緊張させるような「固定」ではなく、「安定」させることができて初めて、飛距離アップにつながります。
高パフォーマンスに必須の可動性:大きな動きを可能にする柔らかさ

次に「可動性」。これは“動きの幅”を確保する能力です。
身体が硬いと、そもそもパワーを溜め込むことができません。
例えば:
・ゴルフ:胸椎や股関節が硬いと、十分な捻転差が作れず飛距離が伸びない
・野球:胸郭・股関節の可動性が低いと、投球フォームが窮屈になりスピードも落ち、怪我のリスク大
・テニス:股関節や胸椎が動かないと、サーブやストロークの力が抜ける
「安定性」と「可動性」はセットで考えるのが大事です。
動かすところを動かすために、安定させるべきところをしっかりと安定させる。
安定性が低いことで痛みが出るのであれば、そこを安定させるために、動かすべきところを動くようにする。
このバランスが取れることで、効率的に力を発揮できる土台が整います。
トレーニング例:
・胸椎回旋ストレッチ:上半身の捻転動作をスムーズに
・股関節モビリティドリル(ハーフニーリングヒップオープナーなど):下半身の可動性を改善
・肩関節バンドエクササイズ:肩甲骨と腕の協調的な動きをサポート
特にデスクワークの多い方は胸椎や股関節が固くなりやすいので、この「可動性トレーニング」だけでパフォーマンスが大きく変わるケースも珍しくありません。
安定したパフォーマンスは協調性から:全身をつなぐハーモニー

そして忘れてはいけないのが「協調性(連動性)」です。
いくら安定性や可動性があっても、それぞれがバラバラに働いていたら意味がありません。スポーツの動作は“全身が連動して動く”ことで、大きな力を生み出します。
例えばゴルフスイング。
1.足の踏み込み
2.骨盤の回旋
3.胸の回旋
4.腕の振り
5.クラブヘッドの走り
この流れがスムーズにつながることで、最大限の飛距離が生まれます。どこかで動きが止まったり、力が抜けてしまうと、パワーは最後まで伝わりません。
協調性を高めるトレーニング例:
・メディシンボールスロー:下半身から上半身への力の伝達を養う
・ジャンプ系トレーニング(ボックスジャンプ、バウンディングなど):爆発力と連動性を融合させる
私が指導してきた中でも「筋力は十分あるのに飛距離が伸びない」という方は、この“連動性”に課題を抱えているケースがほとんどでした。
実際によくある質問

ここで、現場でよく聞かれる質問を紹介します。
Q. 結局、飛距離アップには筋トレとストレッチどっちが大事ですか?
→ 答えは「どちらも大事、でも順番がある」です。まずは安定性と可動性を整えて、そこから筋力を上げると効率が段違いに良くなります。
適切なフォームでかつ、適切な負荷のかけ方でトレーニングを行うことができれば、筋トレをしながら安定性と可動性を高めることができます。
どちらにしてもその人の状態によって異なってくるため、一度体験にいらしてください!

Q. ゴルフや野球だけじゃなくても役立ちますか?
→ もちろんです。テニス、バドミントン、サッカーのキック、陸上の投擲…すべてのスポーツに「安定性・可動性・協調性」は共通して必要です。
Q. 週にどのくらいやれば効果が出ますか?
→ 個人差はありますが、週2〜3回のトレーニングで1-2ヶ月続ければ、動きのスムーズさや安定感に違いを実感できる方が多いです。
1回のトレーニングでも変化を感じていただけるのがAIDのトレーニングの特徴です!
飛距離アップは「土台」から

スポーツでパフォーマンスアップを狙うとき、多くの人が「筋力」「パワー」に意識を向けます。
しかし本当に大切なのは、その力を活かすための土台=安定性・可動性・協調性を整えることです。
・安定性:力を受け止める軸
・可動性:大きな動きを生み出す柔軟性
・協調性:全身をつなぐ連動性
この3つが揃って初めて、筋力やパワーが効率的にボールやクラブに伝わり、飛距離アップが可能になります。
つまり、飛距離アップの近道は“がむしゃらな筋トレ”ではなく、“身体の使い方を整えること”。
ここを押さえておくだけで、パフォーマンスアップの伸びしろは一気に広がります。
本物のケア&パーソナルトレーニングを広尾で!!
パーソナルジムAID広尾では、体験トレーニングを75分間で行っています。
「75分はちょっと長いな、、、」と思われた方もいるかもしれませんが、ご安心ください!
・アンケート、カウンセリング(10分)
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上記を目安に進めていきます。ご要望があればしっかり動く時間を確保することも可能です!
充実の75分で料金は5500円 (通常価格) となっています!
パーソナルトレーニングではその日の体調に合わせて、目的に沿うようにウエイトトレーニングだけでなく、ヨガやピラティスの種目・有酸素運動を組み合わせて行なっていきます!
パーソナルジムAIDについて紹介している記事もあります。ぜひ「こちら」も合わせてご覧ください。


パーソナルジムAID広尾へのアクセス
パーソナルジムAID広尾は、広尾駅と恵比寿駅のどちらからも徒歩圏内でアクセス可能です。通いやすい立地なので、仕事帰りやお出かけついでにも便利です。
恵比寿駅・広尾駅のお近くでパーソナルトレーニング受けたいという方は、是非一度いらしてください!
広尾駅からのアクセス(徒歩約4分)←タップで地図を表示
① 広尾駅2番出口を出て地上に上がります。
②「広尾散歩通り」を右に曲がり、セブンイレブンを目印に直進します。
③ 約180m進むと「祥雲寺」の門が見えるので左折します。
④ さらに約50m進むと右手に「ナチュラルローソン」があるので右折。
⑤ そのまま10mほど進むと左手に「SR広尾」ビルがあります。
⑥ ジムはビルの4階にあります。
恵比寿駅からのアクセス(徒歩約15分)←タップで地図を表示
① 恵比寿駅東口を出て恵比寿ガーデンプレイス方面へ直進します。
②「恵比寿南交差点」を渡り、広尾駅方面へ進みます。
③ 道中に「ナチュラルローソン」や「祥雲寺」などの目印があります。
④ 広尾駅近くの「広尾散歩通り」を右折し、上記の広尾駅からのルートと同じ道順で進んでください。
経歴
ー2017-2023 学校法人杏文学園 杏文パフォーマンスセンター
ー2023-現在 株式会社N-SQUARE
資格
ー柔道整復師
ー柔道整復師
ーNSCA-CPT
ーNASM-PES