作成日時:2025年5月10日

スクワットをしたら腰が痛くなる方必見!-パーソナルジムAID広尾

前回に続き、スクワットシリーズ第二弾!
スクワットをした後、腰が痛くなる経験はありませんか?
特に重たい重量でスクワットを行う男性はあるあるの症状だと思います。

今回は、なぜスクワットで腰が痛くなるのか、その原因を解説します。

スクワットで腰が痛くなる原因

腰が痛くなる原因を大きく二つに分けて解説していきます。

①リブフレア

腰痛が起こる1つ目の原因として、スクワットのボトムポジション(しゃがんだ姿勢)で「リブフレア」しやすいことが挙げられます。
リブフレアについてはこちらの記事で記載していますので、ご覧ください。

https://www.aid-hiroo.com/呼吸は姿勢改善にも重要だった!適切な呼吸で体/


胸腰移行部(上の画像:黒線あたり)」からの伸展を引き起こし、腰の筋肉が過剰に収縮してしまいます。
スクワットはバーベルを担いで行うため、胸腰移行部にストレスがかかりやすく結果として、腰に負担がかかり腰痛が発生します。

②骨盤の歪み

二つ目の原因として「骨盤の歪み」が腰痛につながることも考えられます。
骨盤はニュートラルポジション(中立位)から前に傾くことを「前傾」、後ろに傾くことを「後傾」と言います。
引用:医療法人社団厚済会 https://kousai.or.jp/kotsuban


体幹部のスタビリティー低下により、「骨盤が前傾位」になってしまう傾向が多くみられます。
骨盤が前傾位になると所謂、「反り腰」姿勢になってしまい、そこにウエイトがかかると腰痛を引き起こす原因になります。
スクワットのボトムポジションに向かうまでに前傾が起こってしまう方は、体幹部のスタビリティーが低下していることが考えられます。

「骨盤前傾」と「リブフレア」の両者が同時に起こるケースもあります。これらは以前の投稿にもあった関節の役割が果たせていない状態と言えます。

https://www.aid-hiroo.com/慢性痛には体幹トレーニングとストレッチのどち/

体幹部の安定性&胸椎の可動性を獲得しよう!

スクワットを安全に行うためにもやはり関節の役割が重要となります!
ただ”体幹が強いだけ”や、だた”体が柔らかいだけ”ではなく、トレーニング中にウエイトを安定してコントロールする能力が必要です。安定する場所としなやかに柔軟性を保つ場所を使い分けられるようにしていきましょう。

柔軟性エクササイズや体幹安定性エクササイズはまた別の投稿で紹介したいと思います。
ボディーメイクや機能改善トレーニングはどれも正しいフォームが重要になります。正しい動作ができていると思っていても、実は腰が反っていることもよくあります。ぜひ、一度体験トレーニングで正しいフォームでのトレーンング効果を実感してみてください!