作成日時:2025年7月22日

視覚情報に頼りすぎていませんか?-パーソナルジムAID広尾

私たちは日常生活の中で、無意識に「感覚器」と呼ばれるものを使って動いています。
代表的な感覚器には「視覚」「聴覚」「味覚」「体性感覚」などがありますが、もう一つ見逃せないのが“重力”を感じ取る感覚です。

私たちは常に地球の重力を受けています。だからこそ地面に足をつけて立つことができ、物が上から下に落ちるという現象が起きますよね。
この 重力を感じ、身体の位置や方向を把握しているのが“脳” です。
呼吸と脳の関係性についての記事は「こちら」から

例えば、

  • 今、頭が上にある
  • 足は下にある
  • 自分は前を向いている

といった「方向感覚」は、脳が重力と身体の位置関係を認知することで成立しています。

そしてもう一つ、方向を認識する手がかりとなっているのが「視覚」です。
目で見ることで、空間や物の位置、自分の身体の向きなどを認識しています。

現代人は“視覚優位”になりすぎている?

近年の生活スタイルは、スマホやパソコンなどのスクリーンを見る時間が圧倒的に増えました。
その結果、私たちは視覚情報に頼りすぎる傾向にあります。

視覚ばかりに依存していると、本来身体が持っている「体性感覚」や「前庭感覚(バランス感覚)」がうまく使えなくなってしまうことがあります。

特に、

  • 長時間のデスクワーク
  • スマホの操作によるうつむき姿勢
  • 目線の固定による動きの制限

これらが続くと、体をうまくコントロールできなくなる可能性も高くなります。

視覚に頼りすぎるとどうなるのか?

視覚は私たちにとって非常に重要な感覚ですが、視覚に過度に依存した生活を続けていると、ある問題が起こります。

それは、体性感覚(身体の位置や動きを感じ取る感覚)の低下です。

体性感覚が鈍くなると、

  • 自分の体を思うように動かせなくなる
  • 筋肉を「動かしている感覚」がわからなくなる

といったことが起こり、結果として体のコントロール力が下がってしまいます

その結果として、

  • 肩こり
  • 腰痛
  • バランスの崩れ

など、身体の不調につながる可能性が高まります。
固定視が招く肩こりについては「こちら」の記事で詳しく解説しています。

視覚と身体感覚のバランスを取り戻すには?

私たちの身体は、本来「感覚器+運動器(筋肉や関節など)」をバランスよく使うことで、自然な姿勢や動作を生み出しています。
視覚に頼りすぎてしまうことでそのバランスが崩れ、さまざまな問題が起こるのです。

視覚をシャットダウンしたり、普段とは違う視覚の使い方をすることで新たな刺激となり、バランスを整えやすくなります。

例えば、

①目を閉じて歩いてみる
②四つ這いでハイハイしてみる
③目を閉じてストレッチポールの上に寝転ぶ

といったことでも、自分の感覚に意識を向けることができます。

①目を閉じて歩いてみる

目を閉じて歩くだけで、視覚情報が完全にシャットダウンすることになるので、他の感覚器を活用しなければ歩けないですよね。
どの位置に足を出せば安全か、どっちか真っ直ぐか、など意外と難しいですが、簡単にできるので安全を確保した場所で行ってみてください!

②四つ這いでハイハイしてみる

ハイハイは赤ちゃんがやる動作です!
これは実は大人こそやったほうがいい運動動作なのです!

まず、我々の動作の基礎となる「対側運動」が行われています。
歩行では”右足を前に出せは、左手を前に振る”といった反応が起こるはずです。
同様に、ハイハイも立派な対側運動です。

またハイハイで前方に進んでいる際は、床が上から下にスライドしていく形になります。

ハイハイを後方に進むと床が、下から上にスライドしていきます。

このように、床を広くみることや視界の中を景色が流れるもの視るなど、普段は入らない刺激を入れることが重要です。

③目を閉じてストレッチポールの上に寝転ぶ

イラストのように、ストレッチポールの上で目を閉じて寝転び、少し揺れるなどしてみてください。

意識は、ポールに触れている体の部位を細かく感じてみてください。
背骨の中でも腰は少し浮いているな・・
胸の裏側が強く設置しているな・・など
体の感覚を感じることが重要です。

”視る”から”感じる”ことへ意識を変えよう

現代の私たちは、便利な生活の裏で「視覚」に偏りすぎた感覚の使い方をしてしまっています。
その結果、本来持っているはずの体性感覚やバランス感覚の機能が低下し、体をうまく使えない、コントロールできないといった不調に悩まされやすくなっています。

しかし、それらはちょっとした感覚への意識やトレーニングで取り戻すことができます。
“視る”ことだけに頼らず、“感じる”ことを大切にしてみる。
それだけで、身体の感度や安定性は少しずつ変わってきます。

視覚を一度手放し、他の感覚と向き合ってみる時間をぜひ日常に取り入れてみてください。
「自分の体ってこんなふうに感じられるんだ」と、新しい発見があるはずです。

体験トレーニングについて

パーソナルジムAIDでは、体験トレーニングを75分間で行っています。
75分の使い分けは下記に記載している通りです。

・アンケート、カウンセリング(10分)
・姿勢評価(5分)
・トレーニング(45分)
・再度姿勢評価(5分)
・プラン説明、手続き(10分)

上記を目安に進めていきます。ご要望があればしっかり動く時間を確保することも可能です!
今なら夏限定の特別価格!たっぷり75分で3680円となっています!ご紹介での体験の場合、体験料が無料になることも!
※紹介体験で当日契約の場合に限り、特典として体験料が無料になります。

パーソナルジムAIDについて紹介している記事もあります。ぜひ「こちら」も合わせてご覧ください。

今からでも遅くない!今から始めよう!

効果的なトレーニングをしたいと思いつつ、何が正しいかわからないという方は多いと思います。
「ジムは行っているけど、いつも同じメニューばかりやっていて、効果があるのか正直わからない」と悩んでいるそんな時こそ、私たちにご相談ください。

パーソナルジムAIDでは、お一人おひとりの体の状態や生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる運動プランをご提案しています。
“今”の小さな一歩が、これからの大きな変化につながるはずです。

運動を始めようと少しでも思っている方はぜひ一度、パーソナルトレーニングで“身体の土台”を整えるところから始めてみませんか?

ぜひ、体験予約をお待ちしております!

経歴
ー2020-2025 FLUX CONDITIONINGS
ー2025- 株式会社N-SQUARE

資格
ーNSCA-CSCS
ーActive-Aid Program Level 1 修了
ーActive-Aid Program Level 2 修了
ー中学校教諭一種免許状(保健体育)
ー高等学校教諭一種免許状(保健体育)

パーソナルジムAID広尾へのアクセス

パーソナルジムAID広尾は、広尾駅と恵比寿駅のどちらからも徒歩圏内でアクセス可能です。通いやすい立地なので、仕事帰りやお出かけついでにも便利です。

広尾駅からのアクセス(徒歩約4分)

① 広尾駅2番出口を出て地上に上がります。
②「広尾散歩通り」を右に曲がり、セブンイレブンを目印に直進します。
③ 約180m進むと「祥雲寺」の門が見えるので左折します。
④ さらに約50m進むと右手に「ナチュラルローソン」があるので右折。
⑤ そのまま10mほど進むと左手に「SR広尾」ビルがあります。
⑥ ジムはビルの4階にあります。

恵比寿駅からのアクセス(徒歩約15分)

① 恵比寿駅東口を出て恵比寿ガーデンプレイス方面へ直進します。
②「恵比寿南交差点」を渡り、広尾駅方面へ進みます。
③ 道中に「ナチュラルローソン」や「祥雲寺」などの目印があります。
④ 広尾駅近くの「広尾散歩通り」を右折し、上記の広尾駅からのルートと同じ道順で進んでください。