
作成日時:2025年5月9日
肩こり改善のためのセルフケア:小胸筋 -パーソナルジムAID広尾
「肩こり」と聞くと、首周り・肩甲骨の内側のあたりの張りや重さだるさをイメージする方が多いのではないいでしょうか?
筋肉で言うと「僧帽筋」「肩甲挙筋」「大・小菱形筋」「板状筋」のあたりになるかと思います。
また、「肩こり」が辛くてマッサージに行った事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、一時的には楽になるものの、また数日経つと戻ってしまう。。。
そんな経験もないでしょうか?
今回はそんな「肩こり」に悩まされている方に、是非見て頂きたい内容となっています。

肩こりと小胸筋:小胸筋って??

①小胸筋の付着部
起始:肩甲骨の烏口突起
停止:第3~第5肋骨
②小胸筋の作用
肩甲骨の下制・下方回旋と外転・肋骨の挙上
小胸筋と肩凝りの関係
それでは、小胸筋がどのあたりについているのかをイラストでイメージして頂いたところで、どのように「肩こり」と関係してくるのかをお話ししていきたいと思います。
上記では難しい言葉を使っていますが、簡単に言うと「巻き肩」を作ってしまう筋肉のひとつが小胸筋です。
(他にも「広背筋」という筋肉も大きく関与していますが、これは他の記事で解説させて頂きます。)

この写真の様な姿勢が続いてしまうと、
・頭が前方に突出し、頭の重さを支えるために首回りの筋肉や背中の筋肉が張りやすくなる
・肩を持ち上げるような呼吸になり、首回りの筋肉を過剰に使ってしまう
これらのことから「肩こり」「首こり」につながってしまいます。
肩こり改善のためのセルフケア:小胸筋を触る

少し見づらいですが、画像の青い部分が小胸筋です。
肩の方に向かって鎖骨を触っていくと、肩の手前でくぼんだ部分があり、そのくぼみの奥で”烏口突起(肩甲骨)”という骨を触れることができます。
小胸筋は、そこから胸の中央に向かって扇形に筋肉が広がっています。

画像にあるように指を置き、小さく円を描くように動かすとコリコリした分を見つけられると思います。その場所で指を止めて、優しくクルクルと円を描く様に指を動かすと小胸筋をほぐす事が出来ます。
マッサージガンでほぐすのもおすすめです!!
以下におすすめのものを載せてあります。

最後に
いかがでしたでしょうか?
「肩こり」で張りを感じる筋肉を直接的にほぐすのではなく、根本改善を目指すために「巻き肩」の原因のひとつである小胸筋のケアを紹介させて頂きました。
パーソナルジムAID広尾では、このようにしてを持ちお客様ひとりひとりのその日の状態に合わせて、トレーニング種目だけでなく、その組み合わせまで考えてサービスを提供させて頂いております。
「肩こり」に限らず、健康のために運動を習慣にしたい!という方もお気軽にご相談ください!
「今よりもっと健康に!」
経歴
ー2017-2023 学校法人杏文学園 杏文パフォーマンスセンター
ー2023-現在 株式会社N-SQUARE
資格
ー柔道整復師
ーNSCA-CPT
ーNASM-PES
ーActive-Aid Program Level 1 修了
ーActive-Aid Program Level 2 修了