作成日時:2025年10月22日
姿勢を歪ませる犯人は?:交差性症候群と「呼吸」から変える体の基盤
広尾のAID広尾が提供するトレーニングは、単に筋肉を大きくしたり、体重を落としたりするだけではありません。私たちは、あなたの身体の「動作システム」そのものを根本から見直し、痛みや疲労を生まない、最高のパフォーマンスを発揮できる体へと再構築します。
このアプローチの根幹にあるのが、「姿勢を歪ませるメカニズムの理解」と「人間本来の機能を取り戻すこと」です。
姿勢の歪みを科学する:「交差性症候群」の罠

なぜ多くの方が腰痛や肩こりに悩むのでしょうか? その原因の多くは、日常生活の習慣やデスクワークによって特定の筋肉が硬くなり、その反対側にある筋肉が弱くなることで生じる、体の**「アンバランス」にあります。私たちはこれを「交差性症候群」という専門的な視点で捉え、評価します。
上位交差性症候群(Upper Crossed Syndrome: UCS)
これは主に首から肩、背中にかけて見られるアンバランスです。
過緊張(硬くなる筋肉):胸の筋肉(大胸筋など)、首の後ろの筋肉(僧帽筋上部など)。
弱化(サボる筋肉):首の前側の深い筋肉(深頸屈筋群)、背中の下部にある菱形筋や僧帽筋中部。
これにより、頭が前につき出る(フォワードヘッド)、背中が丸くなる(猫背)といった姿勢になります。広尾で長時間PCに向かうビジネスパーソンに非常によく見られ、慢性的な肩こりや頭痛、首の痛みの真犯人となります。
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下位交差性症候群(Lower Crossed Syndrome: LCS)
これは主に腰から骨盤、股関節にかけて見られるアンバランスです。
過緊張(硬くなる筋肉):腰の筋肉(脊柱起立筋)、股関節の付け根の筋肉(腸腰筋)。
弱化(サボる筋肉):腹筋(特にインナーマッスル)、お尻の筋肉(大臀筋)。
この結果、腰が過度に反る(反り腰)、お腹が突き出るといった姿勢になります。お尻や腹筋がサボるため、腰の筋肉が常に頑張り続け、これが慢性的な腰痛や股関節の痛みに直結します。
AID広尾では、まずこのどちらか、あるいは両方の症候群がどの程度進行しているかを徹底的に評価し、「過緊張を緩め、弱化している筋肉を活性化させる」という明確な戦略を立てます。
動作の土台を築く:呼吸と重力に拮抗した運動

姿勢の歪みを改善し、痛みを再発させない体を作る鍵は、「重いものを持ち上げること」ではなく、「人間が本来持っている、最も基本的で重要な機能を再獲得すること」にあります。それが「呼吸」と「重力に拮抗する力」です。
呼吸の再教育:インナーユニットの活性化
AID広尾のトレーニングは、まず「正しい呼吸」の再教育から始まります。
呼吸は生命維持に不可欠なものですが、実は「体幹の安定性」を司る最も重要な要素でもあります。正しい呼吸(腹式呼吸)は、体幹を安定させる深層筋群であるインナーユニット(横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群)を同時に機能させます。
多くの方は胸だけで浅い呼吸をしがちですが、これではインナーユニットがサボり、体幹が不安定になります。不安定な体幹を補うために、腰や首の筋肉が過剰に頑張り、それがUCSやLCSを悪化させます。
私たちは、セッションの冒頭で横隔膜を最大限に使った正しい呼吸法を指導し、インナーユニットを「再起動」させます。これにより、トレーニングの効果が飛躍的に向上し、無意識のうちに正しい姿勢を保てる土台が築かれます。
重力に拮抗して運動する:姿勢制御の核心
地球上に生きる私たちは、常に重力の影響を受けています。立っている時も座っている時も、体は重力に対抗して姿勢を保とうとします。これを**「抗重力伸展活動」**と呼びます。
UCSやLCSを持つ方の多くは、この抗重力活動が非効率的になり、特定の筋肉に負担が集中しています。AID広尾では、重力に対して「背骨を正しく伸ばし」「関節を効率よく使う」ための運動を重視します。
低負荷での機能訓練:
チューブやカイザーのファンクショナルトレーナーなどの低負荷で負荷調整が容易な特殊マシンを活用し、重力に逆らいながら体を動かす感覚を養います。
効率的な姿勢制御:
ピラティスや機能訓練のエッセンスを取り入れ、重力に対して背筋を使いすぎず、インナーユニットを適切に使う姿勢を学びます。
これにより、重力下でも疲れにくい、本来の理想的な姿勢を楽に維持できるようになります。
足元から姿勢を変える:「足底感覚」の重要性

体の歪みは、目に見える肩や腰だけでなく、「足元」から始まっていることが非常に多いです。AID広尾では、トレーニングの最初期から「足底感覚」の改善を非常に重要視しています。
体の土台=足底感覚
私たちは足の裏全体で地面からの情報(床反力)を受け取り、それを脳に伝えて全身の筋肉の緊張度を無意識に調整しています。これが足底感覚です。
・足の裏のどこに体重がかかっているか?
・指はしっかり使えているか?
・土踏まずは適切に機能しているか?
デスクワーク中心の生活や、クッション性の高いシューズの常用により、多くの方がこの足底感覚が鈍くなっています。足元が不安定になると、その不安定さを補うために膝、股関節、そして腰に**「ねじれ」や「過剰な緊張」が生じ、これが下位交差性症候群**を悪化させる原因となります。
AID広尾での足底感覚アプローチ
私たちは、単に「足の裏のストレッチをしましょう」と言うだけではありません。
①評価:
まずは、立位や歩行時の足底の重心移動を詳細に評価します。
②アクティベーション(活性化):
バランスディスクや特定のツールを使い、足の指一本一本、土踏まずの筋肉を活性化させるエクササイズを行います。
③全身への統合:
足元からの安定性が向上した状態で、股関節や体幹を使ったエクササイズへと移行します。不安定な足元の上にいくら強い筋肉をつけても意味がないからです。
足底感覚が鋭敏になり、足元が安定すると、股関節がスムーズに動き、腰への負担が自然と軽減されます。この変化は、特に歩行時や片足になる動作(階段の上り下り、ゴルフのスイングなど)で劇的に体感いただけます。
痛みを繰り返さない身体を手に入れるために、、、

AID広尾のアプローチは、「医学的根拠」と「機能解剖学」に基づいています。交差性症候群の評価から始まり、呼吸と重力に拮抗する能力を取り戻し、足底感覚で土台を安定させる。この複合的な視点こそが、私たちが提供する「再発させない体づくり」の真髄です。
広尾でご自身の体と真剣に向き合い、長年の痛みや不調から解放されたいと願う方へ。私たちの専門的な知識と技術は、あなたのパフォーマンスを最高レベルで維持し、キャリアと人生を支える揺るぎない基盤となるでしょう。
体の動作システムを根本から変えるAID広尾の体験セッションで、一歩を踏み出しましょう。

本物のケア&パーソナルトレーニングを広尾で!!
パーソナルジムAID広尾では、体験トレーニングを75分間で行っています。
「75分はちょっと長いな、、、」と思われた方もいるかもしれませんが、ご安心ください!
・アンケート、カウンセリング(10分)
・姿勢評価(5分)
・トレーニング(45分)
・再度姿勢評価(5分)
・プラン説明、手続き(10分)
上記を目安に進めていきます。ご要望があればしっかり動く時間を確保することも可能です!
充実の75分で料金は5500円 (通常価格) となっています!
パーソナルトレーニングではその日の体調に合わせて、目的に沿うようにウエイトトレーニングだけでなく、ヨガやピラティスの種目・有酸素運動を組み合わせて行なっていきます!
パーソナルジムAIDについて紹介している記事もあります。ぜひ「こちら」も合わせてご覧ください。


パーソナルジムAID広尾へのアクセス
パーソナルジムAID広尾は、広尾駅と恵比寿駅のどちらからも徒歩圏内でアクセス可能です。通いやすい立地なので、仕事帰りやお出かけついでにも便利です。
恵比寿駅・広尾駅のお近くでパーソナルトレーニング受けたいという方は、是非一度いらしてください!
広尾駅からのアクセス(徒歩約4分)←タップで地図を表示
① 広尾駅2番出口を出て地上に上がります。
②「広尾散歩通り」を右に曲がり、セブンイレブンを目印に直進します。
③ 約180m進むと「祥雲寺」の門が見えるので左折します。
④ さらに約50m進むと右手に「ナチュラルローソン」があるので右折。
⑤ そのまま10mほど進むと左手に「SR広尾」ビルがあります。
⑥ ジムはビルの4階にあります。
恵比寿駅からのアクセス(徒歩約15分)←タップで地図を表示
① 恵比寿駅東口を出て恵比寿ガーデンプレイス方面へ直進します。
②「恵比寿南交差点」を渡り、広尾駅方面へ進みます。
③ 道中に「ナチュラルローソン」や「祥雲寺」などの目印があります。
④ 広尾駅近くの「広尾散歩通り」を右折し、上記の広尾駅からのルートと同じ道順で進んでください。
経歴
ー2017-2023 学校法人杏文学園 杏文パフォーマンスセンター
ー2023-現在 株式会社N-SQUARE
資格
ー柔道整復師
ー柔道整復師
ーNSCA-CPT
ーNASM-PES
