作成日時:2026年6月21日

夏バテはなぜ起こる?身体の仕組みから考える本当の原因

夏になると、

「なんとなくだるい」
「食欲がわかない」
「疲れが抜けない」
「寝てもスッキリしない」

といった不調を感じる方が増えてきます。

病院に行くほどではないけれど、いつもより身体が重く感じる。。。

このような状態を一般的に「夏バテ」と呼びます。しかし夏バテは単なる暑さによる疲労ではありません。身体が環境の変化に適応しようと頑張り続けた結果として起こる状態です。

今回は、夏バテが起こる仕組みを身体の機能面から解説しながら、なぜ運動が夏バテ予防に役立つのかについてお伝えします。

夏バテとは何か?

夏バテという病名はありません。高温多湿な環境が続くことで起こる身体の不調の総称です。

主な症状としては、

・全身の倦怠感
・疲労感
・食欲不振
・睡眠の質の低下
・集中力低下
・頭痛
・めまい

などがあります。

これらの症状はそれぞれ別々に起こっているように見えますが、実は共通する背景があります。
それが「自律神経への負担」です。

身体は常に環境に適応している

私たちの身体は体温を一定に保つために常に働いています。

真夏の外気温が35℃を超えていても、体温は約36〜37℃に維持されています。これは当たり前のようで、実は非常に高度な調整機能です。

暑くなると身体は、

・汗をかく
・皮膚の血管を広げる
・心拍数を上げる

などの反応を起こして熱を逃がそうとします。

逆に寒い時には、

・血管を収縮させる
・筋肉を震わせる

ことで熱を作り出します。この調整を行っているのが自律神経です。つまり夏は、自律神経がフル稼働している季節とも言えます。

エアコンが自律神経を疲れさせる

現代の夏は暑さだけが問題ではありません。

屋外は35℃
室内は24〜25℃

この温度差を1日に何度も行き来する生活を送っています。

身体からすると、

「暑いから熱を逃がそう」
「寒いから熱を作ろう」

という作業を何度も繰り返している状態です。そのたびに自律神経は身体の調整を行っています。その結果として疲労が蓄積しやすくなります。

特にデスクワーク中心の方は、室内で長時間過ごすため体温調節機能を使う機会が少なくなります。

すると身体の調整能力そのものが低下し、少しの環境変化でも疲れやすくなってしまいます。

汗をかけない身体が夏バテを招く

近年増えているのが「汗をかけない人」です。

運動不足や冷房環境の影響で汗腺の働きが低下すると、体内の熱をうまく逃がせなくなります。その結果、体温調節機能に余計なエネルギーが必要になります。

本来であれば自然に放熱できるはずが、身体が無理をして体温を下げようとするため疲労が蓄積します。また汗をかく機会が少ない方ほど、真夏に急激な発汗が必要になった時に対応できません。

これは熱中症リスクの増加にもつながります。

呼吸の浅さも夏バテと関係している

意外に思われるかもしれませんが、呼吸も夏バテに大きく関わっています。暑さによるストレスや疲労が続くと、呼吸は浅く速くなりやすくなります。

すると本来呼吸で働く横隔膜だけでなく、首や肩の筋肉を使って呼吸を行うようになります。

その結果、

・肩こり
・首こり
・頭痛
・疲労感

などが起こりやすくなります。

さらに呼吸が浅い状態回復モードである副交感神経の働きを低下させる可能性があります。夏になると疲れが抜けないという方は、単純な暑さだけでなく呼吸の質も見直してみる価値があります。

夏バテ予防に運動が重要な理由

夏バテ対策というと、

・栄養
・睡眠
・水分補給

が注目されます。

もちろん非常に重要です。

しかし見落とされやすいのが運動です!

適度な運動には、

・血流改善
・発汗機能の維持
・自律神経機能の向上
・睡眠の質向上

といった効果が期待できます。

特に重要なのは「環境への適応能力を高める」という点です。

身体は使った機能を維持し、使わない機能は低下していきます。

運動によって心肺機能や体温調節機能を刺激することで、夏の環境にも適応しやすくなります。

夏こそ身体を動かした方が良い

暑いから運動をやめる。

実はこれが夏バテを悪化させることがあります。

もちろん炎天下で無理をする必要はありません。

大切なのは適切な環境で身体を動かすことです。

ウォーキング
軽いジョギング
筋力トレーニング
ストレッチ

どのような運動でも構いません。

運動によって身体に適度な刺激を与えることで、自律神経や循環機能は維持されます。

疲れているから休む。

これも必要な選択ですが、ずっと休み続けると身体の機能は低下してしまいます。

だからこそ「少し動く」が重要です。

まとめ

夏バテは単なる暑さによる疲労ではありません。

高温多湿な環境や室内外の温度差によって、自律神経が過剰に働き続けることで起こる身体の適応疲労とも言えます。

・暑さへの適応
・体温調節
・発汗
・呼吸
・睡眠

これらはすべてつながっています。

だからこそ、

栄養だけ
睡眠だけ
マッサージだけ

では根本的な解決にならないこともあります。

夏を快適に乗り切るためには、身体そのものの機能を維持することが大切です。

もし毎年夏になると疲れやすい、だるさが続くという方は、身体の状態を一度見直してみてはいかがでしょうか。

適切な運動とコンディショニングは、夏バテ予防だけでなく、1年を通して快適に過ごせる身体づくりにもつながります。

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パーソナルジムAIDについて紹介している記事もあります。ぜひ「こちら」も合わせてご覧ください。

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パーソナルジムAID広尾は、広尾駅と恵比寿駅のどちらからも徒歩圏内でアクセス可能です。通いやすい立地なので、仕事帰りやお出かけついでにも便利です。
恵比寿駅・広尾駅のお近くでパーソナルトレーニング受けたいという方は、是非一度いらしてください!

広尾駅からのアクセス(徒歩約4分)←タップで地図を表示

広尾駅2番出口を出て地上に上がります。
②「広尾散歩通り」を右に曲がり、セブンイレブンを目印に直進します。
③ 約180m進むと「祥雲寺」の門が見えるので左折します。
④ さらに約50m進むと右手に「ナチュラルローソン」があるので右折。
⑤ そのまま10mほど進むと左手に「SR広尾」ビルがあります。
⑥ ジムはビルの4階にあります。

恵比寿駅からのアクセス(徒歩約15分)←タップで地図を表示

恵比寿駅東口を出て恵比寿ガーデンプレイス方面へ直進します。
②「恵比寿南交差点」を渡り、広尾駅方面へ進みます。
③ 道中に「ナチュラルローソン」や「祥雲寺」などの目印があります。
④ 広尾駅近くの「広尾散歩通り」を右折し、上記の広尾駅からのルートと同じ道順で進んでください。

経歴
ー2017-2023 学校法人杏文学園 杏文パフォーマンスセンター
ー2023-現在 株式会社N-SQUARE
資格
ー柔道整復師
NSCA-CPT
NASM-PES