
作成日時:2025年6月30日
スマホの見過ぎからくる”姿勢不良”とは-パーソナルジムAID広尾

1日にどのくらいの時間、スマホを見ているか意識したことはありますか?
今やスマホは私たちの生活に欠かせない存在です。
仕事の連絡、情報収集、移動や買い物、さらにはSNSや動画視聴、スマホゲームまで、気がつけば、1日中スマホを触っている…という方も少なくないでしょう。
便利で手放せない存在である一方で、スマホの見過ぎがあなたの姿勢を崩しているかもしれません。
実は、スマホを見る“あの姿勢”が、首や肩、背中に負担をかけ、肩こりや腰痛、猫背、更には見た目にも影響する可能性があるのです。
本日はスマホからくる不調に関して説明します!
眼精疲労からくる僧帽筋の硬さ
スマホやパソコンを長時間見続けると、目のピント調整を担う「毛様体筋」が常に緊張し、やがて眼精疲労を引き起こします。
小さい画面を集中してみ続けると、視覚に関わる筋肉全体が疲労してしまいます。
この“目の疲れ”は首・肩まわりの筋肉と密接に関係しており、とくに僧帽筋(首から鎖骨に付着している筋肉)の上部に過剰な緊張をもたらします。その結果、「肩が重い」「首が凝る」「頭痛がする」といった症状につながるのです。目の酷使は、見た目の問題だけでなく、首肩の慢性的な痛みやだるさにも直結するため、日常的なケアが必要不可欠です。

姿勢不良

スマホを見ている姿勢を想像してみてください。無意識のうちに背中が丸まり、肩が内側に入っていませんか?これがいわゆる「猫背」です。猫背は、胸椎(背骨の胸の部分)の可動性が失われて硬くなることで起こりやすくなります。さらに胸の筋肉(大胸筋や小胸筋)が縮こまり、肩甲骨が外側に引っ張られることで、より一層背中が丸まった姿勢に固定されてしまいます。
この姿勢を長時間続けると、肩や背中の筋肉に余計な負担がかかり、血流も悪化します。結果として疲れやすく、姿勢を正してもすぐ戻ってしまう体になります。猫背は見た目の印象を悪くするだけでなく、慢性的な不調の原因にもなります。
頭の位置が変わる

スマホを操作していると、ついつい顔が前に出てしまいます。これが「フォワードヘッド(頭部前方突出)」と呼ばれる姿勢です。頭の重さは5〜6kgありますが、前に出るほど首への負担は何倍にもなります。この状態が続くと、肩がすくみ、胸郭が圧迫され、呼吸が浅くなってしまいます。
さらに、本来呼吸を補助する筋肉(胸鎖乳突筋や斜角筋など)が常に緊張状態になり、首や顔まわりがこわばりやすくなります。呼吸の質が低下することで酸素供給量も減り、疲れやすさ・集中力の低下・睡眠の質の悪化にもつながるのです。姿勢の崩れが、呼吸という“運動動作”にまで影響している点は見逃せません。
呼吸に関する記事は「こちら」をご覧ください。
上記から引き起こされる老け顔
姿勢の崩れは、健康面だけでなく“見た目”にも大きな影響を与えます。
猫背やフォワードヘッドになっていると、実際よりも背が低く、太って見えたり、顔が前に出て大きく見えたりしてしまいます。また、首が短く見えたり、肩がすくんでいることで疲れた印象を与えてしまい、年齢以上に老けて見られることもあります。
さらに、左右の筋肉のバランスが崩れることで顔のゆがみにもつながり、「なんか違和感がある」ような印象を人に与えてしまうのです。体重が同じでも、姿勢や表情筋の状態によって人の印象は大きく変わります。見た目の若さや清潔感を保つには、日々の姿勢習慣の見直しが重要です。
もちろん、姿勢・筋肉・呼吸といったポイントを一つだけ整えれば、すぐに見た目が劇的に変わるわけではありません。
まとめ
スマホの見すぎが引き起こす姿勢不良は、単なる「猫背」や「肩こり」だけにとどまりません。
目の疲れから僧帽筋が緊張し、肩こりや頭痛を引き起こす一方で、猫背やフォワードヘッドといった姿勢の崩れが呼吸の浅さや疲労感、さらには見た目の老化にもつながっていきます。
体重が変わっていないのに「太った?」と見られてしまう原因の多くは、こうした姿勢や筋肉のバランスにあります。
反対に体重は変わっていないけど、姿勢が良くなることで痩せて見えることもあります。「こちら」の記事で解説しています。
こうした不調を防ぐために、まずは日常生活で「長時間同じ姿勢をとらない」「意識的に遠くを見る」「肩や首を回す」「背筋を伸ばして深く呼吸する」などの小さな意識が大切です。
周辺視野を意識的に広げることも効果的です!方法は「こちら」の記事をご覧ください。
また、歩くときはスマホを見ず、姿勢や視線の位置を保つことで自然と首・肩まわりの緊張も緩和されます。身体の使い方を少し変えるだけでも、不調の予防や見た目の印象アップに大きくつながります。

「姿勢が気になる」「体重は変わらないのに見た目が変わらない」そんなお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
AID広尾では、ただ体を鍛えるだけでなく、“整えて使う”身体作りを大切にしています。
きっと、今までとは違った気づきと変化が得られるはずです
体験トレーニングについて

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・アンケート、カウンセリング(10分)
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パーソナルジムAIDについて紹介している記事もあります。ぜひ「こちら」も合わせてご覧ください。
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経歴
ー2020-2025 FLUX CONDITIONINGS
ー2025- 株式会社N-SQUARE
資格
ーNSCA-CSCS
ーActive-Aid Program Level 1 修了
ーActive-Aid Program Level 2 修了
ー中学校教諭一種免許状(保健体育)
ー高等学校教諭一種免許状(保健体育)
パーソナルジムAID広尾へのアクセス
パーソナルジムAID広尾は、広尾駅と恵比寿駅のどちらからも徒歩圏内でアクセス可能です。通いやすい立地なので、仕事帰りやお出かけついでにも便利です。
広尾駅からのアクセス(徒歩約4分)
① 広尾駅2番出口を出て地上に上がります。
②「広尾散歩通り」を右に曲がり、セブンイレブンを目印に直進します。
③ 約180m進むと「祥雲寺」の門が見えるので左折します。
④ さらに約50m進むと右手に「ナチュラルローソン」があるので右折。
⑤ そのまま10mほど進むと左手に「SR広尾」ビルがあります。
⑥ ジムはビルの4階にあります。
恵比寿駅からのアクセス(徒歩約15分)
① 恵比寿駅東口を出て恵比寿ガーデンプレイス方面へ直進します。
②「恵比寿南交差点」を渡り、広尾駅方面へ進みます。
③ 道中に「ナチュラルローソン」や「祥雲寺」などの目印があります。
④ 広尾駅近くの「広尾散歩通り」を右折し、上記の広尾駅からのルートと同じ道順で進んでください。