作成日時:2025年9月18日

スポーツパフォーマンスアップに欠かせない「筋力・パワー・持久力」

〜飛距離アップを叶える3つの身体能力〜

「飛距離アップをしたいなら、とにかく筋トレすればいいんですよね?」
このように思っていた、もしくは思っている方が多いのではないでしょうか?

もちろん筋トレは大切です。でも、ただ筋肉を大きくするだけではスポーツパフォーマンスアップには直結しません。飛距離アップを本当に実現するには、筋力・パワー(爆発力)・持久力 の3つを効果的に鍛えることが必要になるんです。

今日は、この3つの能力がどう違うのか、そしてどう鍛えると「飛距離アップ」につながるのかを整理していきましょう。

パフォーマンスアップのための筋力:最大のパワー源

筋力とは「筋肉が発揮できる力そのもの」のこと。
シンプルに言えば「どれだけ重いものを持ち上げられるか」という能力です。

例えばゴルフスイング。クラブを加速させるには地面をしっかり踏み込む必要があります。このとき下半身の筋力が弱ければ、踏ん張りが効かずエネルギーを十分に生み出せません。
野球でもサッカーでも、強いインパクトを出すには土台となる下半身の筋力が不可欠です。

筋力を鍛える方法は王道のウエイトトレーニング。

・スクワット(下半身の基礎筋力)
・デッドリフト(全身の連動した力)
・ベンチプレス(上半身の押す力)

特に「高重量・低回数」のトレーニングは筋力を効率的に伸ばします。

でも注意したいのは、「筋力=飛距離アップ」ではないということ。筋力はあくまでベースであり、これをいかにスピードに変換できるかが次のテーマです。

パフォーマンスに直結するパワー(爆発力):スピードを伴った力

パフォーマンスアップ、特に飛距離アップに直結するのはこの「パワー(爆発力)」です。

筋力がいくら強くても、動作が遅ければ飛距離は伸びません。
パワーとは「力 × スピード」で決まります。つまり、大きな力をいかに速く発揮できるかが勝負なんです。

実際に研究でも、ゴルフの飛距離や野球の球速は「筋力」よりも「パワー(瞬発的な出力能力)」と強い相関があることがわかっています。

ではどう鍛えるか?

オリンピックリフティング系(クリーン、スナッチ):全身の爆発力
メディシンボールスロー:スイングや投球の動作に近い連動パワー
ジャンプトレーニング(ボックスジャンプ、バウンディング):下半身の爆発力

ポイントは「重さだけでなくスピードも意識する」こと。
例えば軽めの重量でバーを速く動かすVBT(Velocity Based Training)は、まさにパフォーマンスアップに直結します。

パフォーマンスを支える持久力:最後まで力を発揮し続ける能力

「飛距離アップ」と聞くと持久力はあまり関係ないように思われがちですが、実は重要な要素です。

なぜなら試合は1回のスイングや1本のプレーだけで終わらないから。

・ゴルフなら18ホール回る間に安定したスイングを続けられるか
・野球なら試合終盤まで強いスイングや投球を維持できるか
・サッカーやテニスなら試合全体で瞬発的な動きを繰り返せるか

これらを支えるのが「持久力」です。

持久力といってもマラソンのような長距離走だけではありません。
スポーツに必要なのは「無酸素性持久力(繰り返し高強度を発揮できる力)」「有酸素性持久力(回復力)」の両方です。

トレーニング例:

インターバル走やHIIT:短時間で無酸素性持久力を強化
サーキットトレーニング:心拍数を上げつつ全身を動かす
長めの有酸素運動:回復力を養い、疲労をためにくくする

持久力があることで、筋力やパワーを最後まで出し切ることができます。つまり持久力を向上させることで「安定したパフォーマンス」につながるのです。

三位一体でこそパフォーマンスアップに

ここまで「筋力・パワー・持久力」を個別に見てきましたが、実際のスポーツではこの3つが組み合わさって初めて意味を持ちます。

・筋力がなければパワーは発揮できない
・パワーがなければ飛距離に直結しない
・持久力がなければ最後までパワーを出せない

つまり、どれか1つだけを鍛えても「本当のパフォーマンスアップ」にはならないのです。

例えば筋トレで筋力は上がったけどスイングスピードが遅い人。
あるいはパワーはあるけど試合終盤に疲れて飛距離が落ちる人。
現場で見ていると、こうした「アンバランス」が結果に直結してしまうケースは本当に多いです。

現場でよくある質問

ここで、実際にクライアントからよくいただく質問を紹介します。

Q. 飛距離アップを狙うなら筋トレと瞬発系、どちらを優先すべきですか?
→ 初心者ならまず筋力と持久力。土台がないと爆発力も発揮できません。ただし中級者以上はパワートレーニングを取り入れた方が伸びしろが大きくなります。

Q. 持久力トレーニングはやった方がいいですか?
→ はい。競技や年齢にかかわらず大切です。特に30代以降は回復力が落ちやすいので、有酸素的なトレーニングを取り入れると疲労が残りにくくなり、結果的に飛距離アップにつながります。

Q. 筋肉を大きくしたら飛距離は落ちませんか?
→ 正しく鍛えれば落ちません。むしろ「力を速く発揮するトレーニング」を組み合わせれば、筋肉を増やしながら飛距離アップを実現できます。

飛距離アップは「筋力・パワー・持久力」の掛け算

スポーツパフォーマンスアップ、特に飛距離アップを狙うなら:

筋力:パワーのベースとなる力
パワー(爆発力):飛距離を決める瞬発的な出力
持久力:試合を通して力を出し続けるスタミナ

この3つを高めることが不可欠です。

「重いものを持ち上げられる=飛距離アップ」ではなく、「大きな力を速く、そして最後まで出せること」こそが、本当の意味でのパフォーマンスアップ。

もし今のあなたが「筋トレはしているけど飛距離が伸びない」と感じているなら、それはパワーや持久力に課題があるのかもしれません。

逆に「瞬発力はあるけど試合後半に落ちる」という人は、持久力に目を向けるといいでしょう。

飛距離アップのために必要なのは“筋肉をただ鍛える”のではなく、“筋力・パワー・持久力をつなげて鍛える”ことです。

本物のケア&パーソナルトレーニングを広尾で!!

パーソナルジムAID広尾では、体験トレーニングを75分間で行っています。
「75分はちょっと長いな、、、」と思われた方もいるかもしれませんが、ご安心ください!

・アンケート、カウンセリング(10分)
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上記を目安に進めていきます。ご要望があればしっかり動く時間を確保することも可能です!
充実の75分で料金は5500円 (通常価格) となっています!

パーソナルトレーニングではその日の体調に合わせて、目的に沿うようにウエイトトレーニングだけでなく、ヨガやピラティスの種目・有酸素運動を組み合わせて行なっていきます!

パーソナルジムAIDについて紹介している記事もあります。ぜひ「こちら」も合わせてご覧ください。

パーソナルジムAID広尾へのアクセス

パーソナルジムAID広尾は、広尾駅と恵比寿駅のどちらからも徒歩圏内でアクセス可能です。通いやすい立地なので、仕事帰りやお出かけついでにも便利です。
恵比寿駅・広尾駅のお近くでパーソナルトレーニング受けたいという方は、是非一度いらしてください!

広尾駅からのアクセス(徒歩約4分)←タップで地図を表示

広尾駅2番出口を出て地上に上がります。
②「広尾散歩通り」を右に曲がり、セブンイレブンを目印に直進します。
③ 約180m進むと「祥雲寺」の門が見えるので左折します。
④ さらに約50m進むと右手に「ナチュラルローソン」があるので右折。
⑤ そのまま10mほど進むと左手に「SR広尾」ビルがあります。
⑥ ジムはビルの4階にあります。

恵比寿駅からのアクセス(徒歩約15分)←タップで地図を表示

恵比寿駅東口を出て恵比寿ガーデンプレイス方面へ直進します。
②「恵比寿南交差点」を渡り、広尾駅方面へ進みます。
③ 道中に「ナチュラルローソン」や「祥雲寺」などの目印があります。
④ 広尾駅近くの「広尾散歩通り」を右折し、上記の広尾駅からのルートと同じ道順で進んでください。

経歴
ー2017-2023 学校法人杏文学園 杏文パフォーマンスセンター
ー2023-現在 株式会社N-SQUARE
資格
ー柔道整復師
ー柔道整復師
NSCA-CPT
NASM-PES