
作成日時:2025年6月1日
スポーツパフォーマンスが上がらないのはなぜ?-パーソナルジムAID広尾

趣味で草野球やサーフィン、仕事の付き合いでゴルフをされている方は多いのではないでしょうか?
私がトレーニングを担当させていただいているお客様の中では、圧倒的にゴルフをされている方が多くいらっしゃいます。
その中でも特に多いご要望が、「ドライバーの飛距離を伸ばしたい」「体の使い方をよくしたい」といったものです。
どのスポーツにも共通して重要になるのが、
「胸椎のモビリティ(可動性)」「体幹部のスタビリティ(安定性)」「股関節のモビリティ」です。
(過去にゴルフに必要な可動域について記載している記事があるのでこちらを合わせてご覧ください。)
実際、ゴルフをされている方の中にはこれらの大切さを理解している方も多く、
「テイクバックのときに胸椎が回らなくて…」
「股関節を柔らかくするためにストレッチしているんですけど…」
といった声をよく耳にします。
しかし、そうした意識があるにもかかわらず、スポーツパフォーマンスにうまくつながっていない方が多いのが現状です。
本記事では、普段やっているトレーニングがスポーツパフォーマンス向上に繋がらない理由とその対策についてをお話しします。
知っておきたい関節の役割
関節にはモビリティー関節とスタビリティー関節の2つの役割があります。
①モビリティー関節=可動性の役割を持つ関節
足関節、股関節、胸郭、肩甲上腕関節など。
②スタビリティー関節=安定性の役割を持つ関節
膝関節、腰椎、肩甲胸郭関節、下位頸椎など。
モビリティー関節とスタビリティー


図のように、モビリティー関節とスタビリティー関節は交互に並んでいるのです。
スタビリティー=固定と思われがちですが、スタビリティー=安定です。
固定とはガッチリと固めると言うようなニュアンスになりますよね。スタビリティー関節がガッチリと固まってしまうと、力みとなってしまうためエネルギー効率が悪くなってしまいます。
一方で「安定」とは、必要に応じて形を変えながらも、崩れない状態。関節が環境や動作に対応しながらも、しっかりと支えられていることを指します。
例えば腰椎(体幹部)がしっかり「安定面を作る」ことで、股関節が適切に「可動する」ことができます。
ある関節が役割を果たさずにサボっていると、別の関節が代わりにその役割を担わなければいけなくなります。
その結果、代わりに役割を担った関節は、本来持っている役割とは違う役割を果たさなくてはならなくなり”負担”となります。
それぞれの役割を果たすことで、ダイナミックな動き・キレのある動作が可能となっています。関節は交互に並んでいる!
引用:Journal of Spine Research(アスリートの腰痛を胸郭から見る―Joint by Joint Theoryに基づく評価と治療https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspineres/15/6/15_2024-0609/_pdf/-char/ja
スタビリティーとモビリティーの意識はあるけど…
上記の「モビリティー」「スタビリティー」を理解されている方は多く、それらの解決にトレーニングやストレッチに取り組まれている方は多くいます。
スポーツパフォーマンスに繋げるにはこの先が重要となります。
全ての関節を連動して使えているか!?

モビリティーやスタビリティーを高める取り組みをしている方は多いですが、それだけではスポーツパフォーマンスの向上には直結しないことがあります。
その理由の一つが、「運動連鎖(キネティックチェーン)」の意識と活用が不十分だからです。
たとえば、股関節の可動域をしっかり確保し、フルレンジで高重量のスクワットを行えるようになったとしても、それだけでゴルフの飛距離が伸びるとは限りません。
なぜなら、その筋力や可動域を「動きの中でどう連動させて発揮するか」こそが重要だからです。
つまり、獲得した可動性や筋力を「力の伝達能力」として全身で活かすことができなければ、競技力の向上にはつながらないのです。
ゴルフのスイングを例にすると、
足元の地面反力 → 股関節 → 体幹 → 胸郭 → 上肢・クラブへと、力が「流れる」ように連動して初めて、ドライバーのヘッドスピードが最大化されます。
どこか1カ所でも「止まる」「ブレる」「逃げる」ポイントがあると、そこでエネルギーはロスしてしまいます。
(こちらの記事ではパフォーマンス向上のために必要な要素を記載しています。ぜひご覧ください。)
AIDでは“動ける身体”をつくります
パーソナルジムAIDでは、モビリティーとスタビリティーの評価・改善はもちろん、
それによって培った筋力をパフォーマンスへと変換する「全身の連動性」向上にフォーカスしたトレーニングを行っています。
ただ筋肉を鍛えるのではなく、「どう動くか」「力をどう伝えるか」を重視した“パフォーマンストレーニング”を提供しています。
趣味のゴルフをもっと楽しみたい方、飛距離を伸ばしたい方、怪我をしにくい身体をつくりたい方へ。
AIDで、一段上のパフォーマンスを一緒に目指しませんか?
体験トレーニングについて
パーソナルジムAIDでは、体験トレーニングを75分間で行っています。
75分ながっ!!と思われた方もいるかもしれませんが、ご安心ください。
・アンケート、カウンセリング(10分)
・姿勢評価(5分)
・トレーニング(45分)
・再度姿勢評価(5分)
・プラン説明、手続き(10分)
上記を目安に進めていきます。ご要望があればしっかり動く時間を確保することも可能です!
たっぷり75分で5500円となっています!
パーソナルトレーニングが気になっている方は↓の予約ボタンからお問い合わせください!
経歴
ー2020-2025 FLUX CONDITIONINGS
ー2025- 株式会社N-SQUARE
資格
ーNSCA-CSCS
ーActive-Aid Program Level 1 修了
ーActive-Aid Program Level 2 修了
ー中学校教諭一種免許状(保健体育)
ー高等学校教諭一種免許状(保健体育)
パーソナルジムAID広尾へのアクセス
パーソナルジムAID広尾は、広尾駅と恵比寿駅のどちらからも徒歩圏内でアクセス可能です。通いやすい立地なので、仕事帰りやお出かけついでにも便利です。
恵比寿駅・広尾駅のお近くでパーソナルトレーニング受けたいという方は、是非一度いらしてください!
広尾駅からのアクセス(徒歩約4分)
① 広尾駅2番出口を出て地上に上がります。
②「広尾散歩通り」を右に曲がり、セブンイレブンを目印に直進します。
③ 約180m進むと「祥雲寺」の門が見えるので左折します。
④ さらに約50m進むと右手に「ナチュラルローソン」があるので右折。
⑤ そのまま10mほど進むと左手に「SR広尾」ビルがあります。
⑥ ジムはビルの4階にあります。
恵比寿駅からのアクセス(徒歩約15分)
① 恵比寿駅東口を出て恵比寿ガーデンプレイス方面へ直進します。
②「恵比寿南交差点」を渡り、広尾駅方面へ進みます。
③ 道中に「ナチュラルローソン」や「祥雲寺」などの目印があります。
④ 広尾駅近くの「広尾散歩通り」を右折し、上記の広尾駅からのルートと同じ道順で進んでください。