
作成日時:2025年6月9日
ゴルフのパフォーマンスに影響を与える姿勢とは?-パーソナルジム AID広尾
ゴルフのスコアがなかなか伸びない。フォームを改善しているのに安定しない。そんな悩みを抱えている方には共通して「姿勢の崩れ」があります。
特に近年、デスクワーク中心の生活スタイルから「猫背」や「巻き肩」といった不良姿勢に悩むゴルファーが増えています。実は、こうした姿勢の崩れがスイングの再現性や飛距離低下、ケガのリスクにつながっているのです。
この記事では、ゴルフに必要な理想の姿勢や、猫背がパフォーマンスに与える影響、そして改善のための具体的なエクササイズまでを、専門家の視点からわかりやすく解説します。
ゴルフスイングに求められる理想的な姿勢とは?

ゴルフにおける「良い姿勢」とは、ただ背筋をピンと伸ばせばよいというわけではありません。大切なのは、骨格が機能的に連動できるポジションを取れているかどうかです。
たとえば、アドレス時には骨盤をやや前傾させ、背骨は自然なS字カーブを保つことが望ましいとされています。この姿勢が保たれていれば、胸椎(背中の上部)の回旋がスムーズに行え、肩甲骨や股関節が機能的に連動し、下半身主導のしなやかなスイングが可能になります。
逆に、猫背や骨盤後傾のまま構えると、身体の軸が崩れ、パワーを効率的にボールへ伝えることができません。
猫背がゴルフに与える3つの悪影響

1. 飛距離の低下
猫背姿勢では胸椎の伸展と回旋が制限され、肩の可動域が狭まります。その結果、バックスイングが浅くなり、スイングに必要な「捻転差」が生まれにくくなるため、飛距離も伸びにくくなってしまいます。
2. スイングの再現性の低下
姿勢が崩れていると、毎回同じ動作を再現するのが難しくなります。特に体幹が不安定な猫背姿勢では、重心がブレやすく、スイングの精度にばらつきが出やすくなります。
3. 腰や肩の障害リスクが高まる
胸椎や股関節が動かないぶん、腰椎(腰の部分)や肩に過剰なストレスがかかり、腰痛や肩のインピンジメントなどの障害につながることも。
「テイクバックから、ダウンスイングへの切り返しで腰を反って痛めた」「ラウンド後に肩が重だるくなる」といった症状は、まさに姿勢の崩れが引き金になっていることが多いです。
このように、ある運動の「エラー」はその前段階に問題があることが多いのです!
ゴルフで言えばアドレス姿勢が、その後のテクバックの運動につながります。
これらのことからAID広尾のパーソナルトレーニングでも、エクササイズ1つ1つの姿勢を大切にしています。それだけでなく、メインとなるエクササイズをより効果的に行えるような姿勢を作れるように、ウォーミングアップのエクササイズを構築しています。

ゴルファーに多い「猫背タイプ」チェックリスト
以下のチェック項目に当てはまる方は、姿勢の見直しが必要かもしれません。
・アドレス時に背中が丸まっていると言われたことがある
・スイング中に肩がうまく回らない
・体が左右にブレる感覚がある
・ゴルフの後に腰が痛くなる
・スイング中に目線がぶれやすい
2つ以上該当する場合は、猫背姿勢がスイングに悪影響を与えている可能性が高いです。

ゴルフパフォーマンスを高める姿勢改善エクササイズ
姿勢改善のポイントは、「背骨・骨盤・呼吸」に着目することです。ここでは、ゴルフスイングに効果的な3つのアプローチを紹介します。
1. 胸椎伸展エクササイズ
頭の位置が動きやすい、アドレス姿勢で手の位置が高くなりやすい。こういった問題の多くが胸椎のポジションにあることが多いです。綺麗な回旋運動を行うためにも胸椎のストレッチをご紹介します!
2. 骨盤前傾を取り戻す股関節モビリティ
骨盤が後傾していると、股関節が自由に動かすことができなくなってしまい、アドレス姿勢の崩れにつながります。腰をそらす動きと、股関節の屈曲=骨盤の前傾の違いを認識し、適切な動きを覚えていきましょう!
3. 呼吸トレーニングで体幹を安定させる
猫背の多くは胸郭(肋骨まわり)の硬さと呼吸に原因があることが多いです。横隔膜を正しく使った呼吸をマスターすることで、体幹の安定性が高まり、姿勢も整いやすくなります。
過去の記事でエクササイズを紹介しています!
姿勢改善は「パフォーマンス向上」と「障害予防」の両立
姿勢の改善は、単にフォームを整えるだけでなく、「身体の使い方そのもの」を見直すことにつながります。それにより、飛距離や安定性がアップするだけでなく、腰や肩への負担を軽減し、ゴルフを長く楽しむための基盤となるのです。
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最後に、、、
ゴルフは身体の連動性と機能性が求められるとても繊細なスポーツです。そして、そのベースにあるのが「姿勢」です。
猫背や骨盤の後傾や過度に前傾したような姿勢が原因で、本来のポテンシャルを発揮できていない方は少なくありません。今一度、ご自身の姿勢を見直し、スイングの土台を整えてみてはいかがでしょうか。
パーソナルジムAID広尾では、ラジオ波といった温熱の治療器を用いた体の調整から、身体のバランスを整えるようなエクササイズ、そして良い姿勢を定着させるためにフォームにこだわったトレーニングを体験していただくことができます!ぜひ一度「充実の75分」を味わいにいらして下さい。


パーソナルジムAID広尾へのアクセス
パーソナルジムAID広尾は、広尾駅と恵比寿駅のどちらからも徒歩圏内でアクセス可能です。通いやすい立地なので、仕事帰りやお出かけついでにも便利です。
恵比寿駅・広尾駅のお近くでパーソナルトレーニング受けたいという方は、是非一度いらしてください!
広尾駅からのアクセス(徒歩約4分)←タップで地図を表示
① 広尾駅2番出口を出て地上に上がります。
②「広尾散歩通り」を右に曲がり、セブンイレブンを目印に直進します。
③ 約180m進むと「祥雲寺」の門が見えるので左折します。
④ さらに約50m進むと右手に「ナチュラルローソン」があるので右折。
⑤ そのまま10mほど進むと左手に「SR広尾」ビルがあります。
⑥ ジムはビルの4階にあります。
恵比寿駅からのアクセス(徒歩約15分)←タップで地図を表示
① 恵比寿駅東口を出て恵比寿ガーデンプレイス方面へ直進します。
②「恵比寿南交差点」を渡り、広尾駅方面へ進みます。
③ 道中に「ナチュラルローソン」や「祥雲寺」などの目印があります。
④ 広尾駅近くの「広尾散歩通り」を右折し、上記の広尾駅からのルートと同じ道順で進んでください。
経歴
ー2017-2023 学校法人杏文学園 杏文パフォーマンスセンター
ー2023-現在 株式会社N-SQUARE
資格
ー柔道整復師
ーNSCA-CPT
ーNASM-PES