
作成日時:2025年6月26日
その呼吸が肩こりを誘発しているかも?パーソナルジムAID広尾
我々人間は1日に何回呼吸しているかご存知でしょうか?
実は「約2万回」もしていると言われています。
こんなにも頻繁に行っている呼吸ですが、乱れていたり、間違った筋肉の使い方をしていると、肩こりや首の緊張を引き起こす原因になることがあるのです。
例えば、呼吸が浅くなっている人の多くは、肩や首まわりの筋肉を過剰に使っている傾向があります。
この状態が続くと、僧帽筋や胸鎖乳突筋といった筋肉が慢性的に緊張し、肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。
つまり、「呼吸の質」を改善することは、肩こり改善や姿勢の修正にも大きく関わっているというわけです。
次の章では、呼吸と姿勢の関係性、そしてどのようにすれば正しい呼吸を身につけられるのかについて解説していきます。
呼吸と腰痛に関する記事も過去に書いているので、「こちら」も合わせてご覧ください!
呼吸は運動って知ってる?
「呼吸が運動って、どういうこと?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
呼吸とは、肺が膨らんだり縮んだりする動きによって空気を出し入れしている行為です。
しかし、肺そのものには筋肉がないため、膨らんだり縮んだりするためには、「横隔膜」という筋肉の働きが必要不可欠です。
また、呼吸は無意識にも、意識的にも行うことができます。
つまり「筋肉を使い、意識的な制御もできる」という点で、呼吸は運動動作なのです。
呼吸:使われる筋肉
呼吸の際に使われるメインの筋肉(主働筋)

まずは、呼吸においてメインで使われる筋肉を知っておいて頂きたいです。
①横隔膜
呼吸の際にメインで使われる筋肉で、胸とお腹の間にありドーム状の構造をしています。
息を吸うときにドームが下がって肺を膨らませ、息を吐くときにドームが上がって肺を縮ませます。
②肋間筋
肋骨と肋骨の間にある筋肉であり、肋骨を持ち上げたり下げたりすることで呼吸を助けます。
呼吸の際に補助的に使われる筋肉(呼吸補助筋)
次に、呼吸で補助的に使われる筋肉です。
①胸鎖乳突筋
②射角筋
③胸筋群(大胸筋・小胸筋)
④前鋸筋
⑤広背筋
⑥腹筋群(腹横筋・内腹斜筋・外腹斜筋・腹直筋)
これらは本来、激しい運動時など特別な場面で補助的に使われる筋肉です。
しかし、これらの呼吸補助筋を日常的に使ってしまっている方も少なくありません。
呼吸補助筋が“主役”になってしまう現代人の呼吸

現代社会では、スマホやPCと長時間向き合う生活が当たり前になっています。
それによって、「背中が丸まる」「一点を集中してみる(これにより体の緊張が高まる。)」と言うことが無意識で起こりやすいです。
この様な姿勢や状態では、体は緊張状態(いわゆる交感神経が優位な状態)となりやすく、呼吸は浅く・回数が多くなりがちです。
*呼吸回数に関しては、以下ご参照ください。
引用:カンゴール 「呼吸数、深さ、リズムを観察するのはなぜ?」
それにより、呼吸補助筋が過剰に使われてしまい、「首こり・肩こり」やそれらからくる「目の疲れ」「頭痛」といった症状や「猫背」や「反り腰」といった姿勢になってしまいます。
肩こりと呼吸の関係
呼吸が浅くなると、本来は使わなくてもいい首や肩の筋肉(※胸鎖乳突筋や斜角筋など)を無意識に使うようになります。それが積み重なることで、筋肉がこわばり、慢性的な肩こりへとつながってしまうのです。
つまり、「呼吸の質」が肩の状態に直結しているということ。
正しい呼吸で肩こりを改善しよう!

こちらの記事でも解説していますが、呼吸は時と場合により変化するものです。
例えば、ランニング中と睡眠時では必要な酸素量が異なるため、呼吸数も変化しますよね。
常に呼吸の荒い状態ではなく、身体活動レベルに応じて変化させられることが重要です!
その上で、上記で解説した「横隔膜」が適切に呼吸筋として働いているか、がさらに重要になります。
横隔膜が適切に働きやすい姿勢に関しては「こちら」の記事で解説していますので、是非ご覧ください!
エクササイズで肩こりを解消しよう!

今回の記事では「呼吸」と「肩こり」の関係について解説してきましたが、
もちろん呼吸だけを意識すれば肩こりがすべて解消するわけではありません。
私たちは日常生活の中で、呼吸をしながら歩いたり、動いたり、仕事をしたりしています。
それと同じように、呼吸を意識しながら体を動かす(=トレーニング)ことで、より自然で効率的な呼吸が身につくのです。
「肩こり、腰痛に効果的なエクササイズ」の紹介もしていますので、ぜひ実践してみてください!
「呼吸を意識しながら動く」ことは、なかなかイメージしづらいかもしれませんが、
実際に体を動かしてみると、「あ、いつもより呼吸しやすい!」と実感される方がとても多いです。
まずは“今の自分の状態”を知ること。
それが、安全かつ効率的に理想のカラダをつくっていく第一歩です。
「呼吸が浅い気がする」「肩こりがなかなか取れない」などのお悩みがある方は、
ぜひ一度ご相談ください。体験トレーニングで、きっと新しい気づきがあるはずです!
体験トレーニングについて
パーソナルジムAIDでは、体験トレーニングを75分間で行っています。
75分ながっ!!と思われた方もいるかもしれませんが、ご安心ください。
・アンケート、カウンセリング(10分)
・姿勢評価(5分)
・トレーニング(45分)
・再度姿勢評価(5分)
・プラン説明、手続き(10分)
上記を目安に進めていきます。ご要望があればしっかり動く時間を確保することも可能です!
たっぷり75分で5500円となっています!
パーソナルジムAIDについて紹介している記事もあります。ぜひ「こちら」も合わせてご覧ください。
今からでも遅くない!今から始めよう!
効果的なトレーニングをしたいと思いつつ、何が正しいかわからないという方は多いと思います。
「ジムは行っているけど、いつも同じメニューばかりやっていて、効果があるのか正直わからない」と悩んでいるそんな時こそ、私たちにご相談ください。
パーソナルジムAIDでは、お一人おひとりの体の状態や生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる運動プランをご提案しています。
“今”の小さな一歩が、これからの大きな変化につながるはずです。
運動を始めようと少しでも思っている方はぜひ一度、パーソナルトレーニングで“身体の土台”を整えるところから始めてみませんか?
ぜひ、体験予約をお待ちしております!
経歴
ー2020-2025 FLUX CONDITIONINGS
ー2025- 株式会社N-SQUARE
資格
ーNSCA-CSCS
ーActive-Aid Program Level 1 修了
ーActive-Aid Program Level 2 修了
ー中学校教諭一種免許状(保健体育)
ー高等学校教諭一種免許状(保健体育)
パーソナルジムAID広尾へのアクセス
パーソナルジムAID広尾は、広尾駅と恵比寿駅のどちらからも徒歩圏内でアクセス可能です。通いやすい立地なので、仕事帰りやお出かけついでにも便利です。
広尾駅からのアクセス(徒歩約4分)
① 広尾駅2番出口を出て地上に上がります。
②「広尾散歩通り」を右に曲がり、セブンイレブンを目印に直進します。
③ 約180m進むと「祥雲寺」の門が見えるので左折します。
④ さらに約50m進むと右手に「ナチュラルローソン」があるので右折。
⑤ そのまま10mほど進むと左手に「SR広尾」ビルがあります。
⑥ ジムはビルの4階にあります。
恵比寿駅からのアクセス(徒歩約15分)
① 恵比寿駅東口を出て恵比寿ガーデンプレイス方面へ直進します。
②「恵比寿南交差点」を渡り、広尾駅方面へ進みます。
③ 道中に「ナチュラルローソン」や「祥雲寺」などの目印があります。
④ 広尾駅近くの「広尾散歩通り」を右折し、上記の広尾駅からのルートと同じ道順で進んでください。