作成日時:2026年3月9日

腰痛の85%は原因不明って本当??-パーソナルジムAID広尾

「腰痛の85%は原因不明なんです!」

この言葉を聞いて、不安になったことはないでしょうか?

「医療がこれだけ進歩しているのに、なんで原因がわからないの?」
「原因がわからないということは、治らないって意味?」

今回は、この疑問をできるだけわかりやすく解説します。

結論からお伝えします。

腰痛の約85から90%は非特異的腰痛と呼ばれています。これは、はっきりとした病気を特定できない腰痛という意味です。

この割合は、米国のAmerican College of Physiciansや英国のNational Institute for Health and Care Excellenceが出しているガイドラインでも示されていることです。これらは複数の大規模研究やシステマティックレビューをもとに作られているため、エビデンスレベル(根拠)は高いと評価されています。

腰痛の原因不明とはどういう意味か

原因不明というのは、何もわからないという意味ではありません。

椎間板ヘルニア、骨折、感染症、がんなどの明確な病気が特定できないという意味です。

実際に、腰痛全体の中でこうした明確な病気が見つかる割合は少数です。ほとんどの腰痛は、レントゲンやMRIを撮っても、これが絶対的な原因ですと断定できないのです。

画像の異常と感じている腰の痛みは一致しない

腰に痛みがまったくない人を対象にMRI検査を行った研究では、多くの人に椎間板ヘルニアや椎間板の変性が見つかりました。それでも、その人たちは痛みを感じていません。

逆に、強い腰痛があるにもかかわらず、大きな異常が画像に映らない人もいます。

このような報告は、2018年に医学誌The Lancetで発表された腰痛シリーズでも強調されています。複数の研究をまとめたシステマティックレビューに基づいており、エビデンスレベルは高いと考えられます。

引用:The Lancet Low Back Pain Series 2018
https://doi.org/10.1016/S0140-6736(18)30480-X

引用:痛みのない人に見られるMRI所見のメタアナリシス
https://doi.org/10.3174/ajnr.A4498

腰痛はなぜ起こるの?

現在の医学では、腰痛は一つの原因で起こるというより、いくつかの要素が重なって生じると考えられています。

一つ目は筋肉や関節への負担です。長時間のデスクワークや運動不足、同じ姿勢の継続などが影響します。

二つ目は神経の過敏化です。痛みが長く続くと、神経が敏感になり、本来なら問題にならない刺激でも痛みとして感じやすくなります。

三つ目は心理的な要因です。また痛くなるのではないかという不安や、動くと悪化するのではないかという恐怖が、痛みを強く感じさせることがあります。

このように体の問題だけでなく、心や生活環境も関係するという考え方をバイオサイコソーシャルモデルといいます。現在の腰痛治療の基本的な考え方です。

腰痛の原因は不明でも、やれることはある!!

原因が特定できないからといって、何もできないわけではありません。

ガイドラインでは「過度な安静」は推奨されていません。

American College of Physiciansの2017年ガイドラインでは、急性腰痛であっても、できる範囲で日常生活を続けることが推奨されています。また、慢性腰痛に対しては運動療法が有効であると示されています。

Cochraneのレビューでも、慢性腰痛に対する運動療法は中等度の効果があると報告されています。メタアナリシスに基づくため、エビデンスレベルは高いといえます。

引用:Cochrane Review Exercise therapy for chronic low back pain
https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD009790.pub2/full

なぜ安静が逆効果になることがあるのか

長期間動かないと、筋力が低下します。血流も悪くなります。そして動くことに対する恐怖が強くなります。

動くと痛いかもしれないという不安が続くと、少しの違和感でも強い痛みとして感じやすくなります。この考え方を「恐怖回避モデル」といいます。

・痛みを避けるために動かない。
・動かないことで体が弱くなる。
・弱くなることでさらに痛みやすくなる。

この悪循環が慢性腰痛を作り出します。

例外として注意すべきケース

・排尿や排便の障害がある場合
・進行する筋力低下がある場合
・高熱を伴う場合
・強い外傷の後に激しい痛みがある場合

などは、すぐに医療機関での精密検査が必要です。これらは「レッドフラッグ」と呼ばれます。しかし、こうしたケースは腰痛全体の中では少数です。

最後に、、、

多くの腰痛は、壊れているから痛いというよりも、「うまく使えていない」ことによって起こります。

「腰痛の85%が非特異的腰痛」であるという事実は、悲観すべき情報ではありません

これは重大な病気である可能性が低いという意味でもあります。そして、適切な運動や生活習慣の見直しによって改善する余地が大きいということでもあります。

原因不明と言われたとき、それは終わりではありません。自分の体の使い方を見直すスタート地点なのです。

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パーソナルジムAID広尾では、体験トレーニングを75分間で行っています。
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パーソナルトレーニングではその日の体調に合わせて、目的に沿うようにウエイトトレーニングだけでなく、ヨガやピラティスの種目・有酸素運動を組み合わせて行なっていきます!

パーソナルジムAIDについて紹介している記事もあります。ぜひ「こちら」も合わせてご覧ください。

パーソナルジムAID広尾へのアクセス

パーソナルジムAID広尾は、広尾駅と恵比寿駅のどちらからも徒歩圏内でアクセス可能です。通いやすい立地なので、仕事帰りやお出かけついでにも便利です。
恵比寿駅・広尾駅のお近くでパーソナルトレーニング受けたいという方は、是非一度いらしてください!

広尾駅からのアクセス(徒歩約4分)←タップで地図を表示

広尾駅2番出口を出て地上に上がります。
②「広尾散歩通り」を右に曲がり、セブンイレブンを目印に直進します。
③ 約180m進むと「祥雲寺」の門が見えるので左折します。
④ さらに約50m進むと右手に「ナチュラルローソン」があるので右折。
⑤ そのまま10mほど進むと左手に「SR広尾」ビルがあります。
⑥ ジムはビルの4階にあります。

恵比寿駅からのアクセス(徒歩約15分)←タップで地図を表示

恵比寿駅東口を出て恵比寿ガーデンプレイス方面へ直進します。
②「恵比寿南交差点」を渡り、広尾駅方面へ進みます。
③ 道中に「ナチュラルローソン」や「祥雲寺」などの目印があります。
④ 広尾駅近くの「広尾散歩通り」を右折し、上記の広尾駅からのルートと同じ道順で進んでください。

経歴
ー2017-2023 学校法人杏文学園 杏文パフォーマンスセンター
ー2023-現在 株式会社N-SQUARE
資格
ー柔道整復師
NSCA-CPT
NASM-PES