
作成日時:2025年7月4日
足裏刺激で自律神経を整える-パーソナルジムAID広尾
「足裏」と自律神経って関係あるの?
「なんだか疲れが取れない」「眠りが浅い」「頭がぼーっとする」 そんな慢性的な不調、感じることありませんか?
その原因のひとつがいわゆる「自律神経の乱れ」です。
そして実は、その自律神経を整えるカギが、“足裏”にあるのをご存じでしょうか?
足裏は「第二の心臓」と呼ばれるほど、体の中でも重要な感覚器官です。 単なるリフレクソロジー的な話ではなく、神経生理学的にも足裏刺激は自律神経に良い影響を与えることが明らかになっています。
この記事では、
・足裏と自律神経のつながり
・なぜ足裏刺激が自律神経を整えることに有効なのか
・日常でできる“足裏の感覚刺激”
・東洋医学の知恵「頭寒足熱」
との関係 について詳しく解説していきます。
自律神経とは? “オン”と“オフ”の切り替えシステム

自律神経とは、自分の意思ではコントロールできない、 呼吸・心拍・血流・消化・体温調整などを司る神経のネットワークです。
以下の2つの神経から成り立っています:
神経 | 働き | 状態例 |
---|---|---|
交感神経 | アクティブ・興奮 | 緊張、集中、ストレス、運動時 |
副交感神経 | リラックス・回復 | 睡眠、休息、食後、瞑想時 |
この2つがバランスよく切り替わることで、健康な状態が保たれています。 しかし、長時間のストレスや疲労、座りすぎなどでこの切り替えがうまくいかなくなると、“交感神経優位”の状態が続き、心身が休まらなくなります。
近年この2つだけでなく、スイッチの”オフ”にあたる神経も2つあり3つの神経によって調整されるというような、「ポリベーガル理論」というものが広まってきています。
これは一旦おいておき、今回は2つでお話ししていきます。
足裏と自律神経の“意外なつながり
なぜ、足裏がこの自律神経に関わるのでしょうか?
① 足裏には“末梢神経のセンサー”が集中している
足裏には「メカノレセプター」と呼ばれる感覚受容器が密集しており、触覚・圧・振動などを感知して脳や脊髄に情報を送っています。
この刺激が“静的”な神経系を活性化し、副交感神経の働きを促すと考えられています。
② “足からの情報”が脳の自律神経中枢に届く
足裏刺激→脊髄→延髄→視床下部(=自律神経中枢)へと刺激が届きます。これは体性-自律反射と呼ばれています。
③ 足裏刺激は“心拍変動”にも影響
研究では、足裏刺激によって心拍変動(HRV)が改善することが示唆されています。これは副交感神経の働きが高まった証です。
引用:The Effects of Foot Reflexology on Vital Signs: A Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials
「頭寒足熱」という古くて新しい知恵

日本では古くから「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という健康法が知られています。これは、頭は涼しく、足元は温かくという状態が、身体にとって理想であるという考えです。
東洋医学では、
・頭を冷やして脳の過剰な興奮を抑える
・足元を温めることで血流やエネルギーの巡りを整える
という意味合いがあります。
現代の生理学でもこれは理にかなっています。
「足が冷える」と自律神経は乱れる
足元が冷える=末梢血管が収縮=交感神経が優位という状態。 逆に足を温めたり刺激したりすることで、副交感神経が働きリラックス状態へ導かれます。
「足から整える」が現代人に合っている理由
現代人は脳を使いすぎて”頭熱”、運動不足で“足寒”になりやすい傾向があります。 足裏刺激は「頭寒足熱」のバランスを自然と整える手段としても理にかなっていると言えます!
どんな不調に効果が期待できるか?

足裏刺激は、以下のような悩みに効果が期待できます:
・寝つきが悪い、眠りが浅い
・常にイライラ・不安感がある
・頭が重い、集中できない
・肩こり・頭痛などの慢性症状
・足が冷える、むくみやすい
“脳ばかり使っている人”ほど、足裏という“感覚の末端”を使うことで脳とのバランスが回復しやすくなります。
今日からできる自律神経も整う「足裏刺激ケア
① 足裏リリース(ゴルフボール)
やり方: 裸足になって、ゴルフボールを足裏に置き、土踏まず→かかと→つま先まで1〜2分転がす。
② 足湯×足指ストレッチ
やり方: 40℃前後のお湯に足を10分浸しながら、足指を1本ずつ開いたり回したりする。
習慣化のコツ|夜の“足裏ルーティン”がおすすめ
足裏ケアは1日1回でも効果があります。特におすすめは寝る前。
・足湯(10分)
・足裏リリース(1〜2分)
・ベッド上で足指ストレッチ
この流れで、“頭寒足熱”の状態が自然に整い、自律神経が休息モードへ切り替わります。
足元から自律神経を整える時代へ
現代のストレス社会では、脳も神経も常にフル稼働。 そんな時こそ、「足元から感覚を戻す」「足を温める」ことで、落ち着きを取り戻し心身をリラックスさせることができます。
古くから伝わる「頭寒足熱」の知恵は、現代人のセルフケアにも通じる本質です。 足裏は2足歩行の人間にとって地面と唯一接する場所であり、“体と脳をつなぐ入り口”です。今日から少しずつ、足裏の感覚を呼び戻す習慣を始めてみませんか?
体験パーソナルトレーニングへ!
ここまで足裏の刺激の重要性に関してお話ししてきました!これはあくまでも入り口であり、自律神経を整えるという意味では適度な運動をすることがとても重要です!
運動としてウォーキングを始めたけれど中々続かない、、、
運動を始めたいけれど、何からやっていいのかわからない、、、
トレーニングって重りをいっぱいっ持たされるんじゃないかな、、、
などなど、様々な不安や疑問があるのではないでしょうか?
パーソナルジムAID広尾は、運動の初心者からプロのアスリートまで様々な年代や目的の方をサポートさせて頂いています!
過去の記事:「痛みがあっても安心して通える、、、」
体験トレーニングは以下のように進めていきます。パーソナルジムAIDでは、体験トレーニングを75分間で行っています。「75分はちょっと長いな、、、」と思われた方もいるかもしれませんが、ご安心ください!
・アンケート、カウンセリング(10分)
・姿勢評価(5分)
・トレーニング(45分)
・再度姿勢評価(5分)
・プラン説明、手続き(10分)
上記を目安に進めていきます。ご要望があればしっかり動く時間を確保することも可能です!
充実の75分で料金は5500円となっています!
パーソナルジムAIDについて紹介している記事もあります。ぜひ「こちら」も合わせてご覧ください。


パーソナルジムAID広尾へのアクセス
パーソナルジムAID広尾は、広尾駅と恵比寿駅のどちらからも徒歩圏内でアクセス可能です。通いやすい立地なので、仕事帰りやお出かけついでにも便利です。
恵比寿駅・広尾駅のお近くでパーソナルトレーニング受けたいという方は、是非一度いらしてください!
広尾駅からのアクセス(徒歩約4分)←タップで地図を表示
① 広尾駅2番出口を出て地上に上がります。
②「広尾散歩通り」を右に曲がり、セブンイレブンを目印に直進します。
③ 約180m進むと「祥雲寺」の門が見えるので左折します。
④ さらに約50m進むと右手に「ナチュラルローソン」があるので右折。
⑤ そのまま10mほど進むと左手に「SR広尾」ビルがあります。
⑥ ジムはビルの4階にあります。
恵比寿駅からのアクセス(徒歩約15分)←タップで地図を表示
① 恵比寿駅東口を出て恵比寿ガーデンプレイス方面へ直進します。
②「恵比寿南交差点」を渡り、広尾駅方面へ進みます。
③ 道中に「ナチュラルローソン」や「祥雲寺」などの目印があります。
④ 広尾駅近くの「広尾散歩通り」を右折し、上記の広尾駅からのルートと同じ道順で進んでください。
経歴
ー2017-2023 学校法人杏文学園 杏文パフォーマンスセンター
ー2023-現在 株式会社N-SQUARE
資格
ー柔道整復師
ーNSCA-CPT
ーNASM-PES